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映画「ロストケア」の特報を観てふと思い出した幼少期の話


映画「ロストケア」公式サイトより借用

こんばんは! 旅する写真館from福島の黒羽です。 日頃から邦画・洋画問わず、映画の最新情報を知るようにしています。

そんな中、3月24日から公開される映画「ロストケア」特報の予告編が。 観たい! なぜそう感じたかというと、特報を観て、一瞬垣間見えた介護の内情が僕の幼少の記憶と結びついたからです。


ここからは、僕が小学校に入学した頃の話です。 いつも僕のことを可愛がってくれるおばあちゃんがいました。小柄でした。 可愛らしくて、いつも家の庭を眺めてぽかぽかした陽だまりのような人でした。

高齢だったため、ある時を境に認知症がはじまり、次第に話す言葉がきつくなったり、夜中でも電気をつけずに部屋中をうろうろと歩き回り、ご飯をつくっても食べなかったり、色々なことが起こり始めました。 親は介護に追われて、僕が大好きだったスポーツ少年団のサッカーもそれが理由でと、辞めることになりました。 同じ家の中でおばあちゃんと介護している親の心の距離がどんどんとひろがってしまっている感じがしました。 そんなおばあちゃんとお別れをする時、僕の名前を呼んでくれたことが今でも忘れられません。



 

最後に、特報動画を共有させていただきます。


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